計画は立てないほうが上手くいく!?
2024/01/18
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
新年明けましておめでとうございます。
昔から「一年の計は元旦にあり」といいいますし、
ビジネス書でも「目標達成」の本は多いですね。
ただ同じく昔から、
「計画は立てたものの、達成は出来なかった」
という人も多いのも事実でしょう。
私は計画というものは一長一短で、
しがみつくものではないと考えています。
意欲がベースにあって、それを効率的に活用するための計画ならよいのですが、
逆に意欲が弱いときに、
「達成しなければ」
「なんで出来ないのか(自分はダメだ)」
などと感じてしまうなら、本末転倒だからです。
なおこうしたストレスは、意欲自体も削いでしまいますから、
「ストレス→やる気が落ちる→ますます計画達成が遠のく」
という負のスパイラルにもなりかねません。
新年早々、こんな重荷は背負いたくないですね。
目標達成の本を書いている著者だって、
いつも執筆時のハイテンションを維持出来ている訳ではありません。
人の意欲には波があります。
どんなに有能な人でも、例外はありません。
その時の波をうまくつかんで、
乗っていくときは計画を立て、
あえて引くときは引いて、エネルギーを温存する。
本を出すにせよ何にせよ、
人生は1年では終わらないマラソンのようなものですから、
中長期の視野で、自分にやさしく行きましょう。
ウサギとカメなら、カメのほうが遠くへ、かつ早く行けます。
本年も、よろしくお願いいたします。