ライバルの本を"褒める"ところからはじめよう
2024/03/14
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
当たり前の話ですが、本屋に行くと、たくさん本が並んでいますね。
あなたが出したいと思っているテーマについても、それは同様です。
すでに似たような本が棚にぎっしり詰まっていますから、
あとから似たような本を出しても、なかなか企画が通りにくいもの。
そこで、あなたの本ならではの「独自」の工夫が必要になってきます。
ではどうするか?
ということですが、
まずは売れているライバルの本を、
「褒める」
ところからはじめましょう。
その本がなぜ売れているのかを考え、
その内容や表現の工夫を、まず認めるのです。
そうすれば、自然とあなたの本も、そうした長所をふまえた本になってきますし、
承認することで肩の力も抜けて、よいアイデアも湧きやすくなってきます。
これが逆になってしまうとどうでしょう。
ライバルの本の欠点を探して、仮に見つけたとしても、
それであなたの本が、よりよくなる訳でもなく、
肩に力が入るばかりで、読者への親切心はどこかへ行ってしまいがちです。
これでは、あなたのポテンシャルを活かした本にはなりにくいですね。
書店に置いてある本は、あなたにヒントをタダでくれる有り難い存在であり、
ライバル著者は、あなたのポテンシャルを引き出すきっかけとなる触媒。
そう考えると、あなたの著者としての可能性も、グッと広がっていきますよ。
ご参考になれば幸いです。