あなたの"動機"が一番大切
2025/03/13
こんにちは、
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版は、いろいろと要求が多い出版です。
出版社が費用を出しますので売れることが必要ですし、
読者にお金を払って買ってもらう以上、内容についても一定以上のレベルが求められます。
また表現面でも、先に優れた本が多数出版されていますから、新たな価値を提供することも大切です。
このように要求多い商業出版ですが、
実は一番大切なことは、それらのいずれでもありません。
それらよりもずっと大切なのは、
「あなたの動機」
です。
なぜなら、本の背後にある動機は読者に伝わるから。
そしてそれが、
「あなたはこういう人です」
という世の中のイメージを、作り上げるためです。
たとえば、過去の逆境から得た学びを本にする場合。
おなじテーマでも、
「同じ過ちを繰り返す人を減らしたい」という動機で本を書くのと、
「そんな逆境を克服した自分の凄さを自慢したい」のとでは、
まったく違う本になります。
動機が前者であれば、読者はあなたを「大切な学びを与えてくれた人生の先輩」だと感じるでしょう。
後者であれば、「なんかマウントを取ってくる人だな」と、煙たく思ってしまう可能性が高いです。
当然その後のアクションも変わってきます。
読者を応援し、励ます動機の本であれば、読んだ読者はファンになってくれるでしょうし、
読者のことよりも、自分の自慢を動機とする本であれば、逆に悪印象を与えかねません。
その印象の違いは、その後の本の売れ行きだけでなく、
あなたのビジネスへの好影響の有無、という形でも現われてくるのですね。
なおやっかいなことに、
こうした「動機」というのは根本的なものなので、
隠そうとしても隠し切れないことが多いです。
ですので本を出そうと思ったとき、
最初にやるべきは、
「読者に貢献しよう!」
というマインドセットを定めることになります。
ここがズレてしまうと、
その後いくら企画を考えても、
結局は元の動機に引っぱられてしまい、
せっかっく本を出したメリットを、享受できないことが多いのですね。
あなたの出版動機は、いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。