"初心"が最高の原動力になる
2025/05/29
こんにちは、
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版というと、なにやらハードルが高いイメージがないでしょうか。
たしかに、そういう面もあります。
出版社からOKが出なければ本が出せませんし、
多くの本の後から出版するためには、新しいプラスαも必要です。
そうした出版の知識が増えてくると、ハードルが高くなったように感じて、
心細くなってしまうかもしれません。
でも実は、一番大切なことを、あなたはすでにもっています。
それは、
「なぜ本を出そうと思ったのか?」
という初心です。
たとえば、
・こういう悩みで苦しんでいる多くの人を助けたい
・世の中のしくみで、納得いかないところを改善したい
などなど。
「義憤」といいかえてもいいでしょう。
こうした動機が、出版では最高の原動力になります。
出版のハードルが高く感じて「自分にも本が出せるのかな?」と不安になっても、
この初心に戻れば、再びエネルギーが湧いてきます。
出版社から企画を却下されて落ち込んでも、
「困った人を助けたい」という利他の気持ちが、再びチャレンジする原動力となります。
また本の内容も、読者に寄り添ったものになり、
読者からみれば、
「自分のためにあるような本だ」
「この本を知人にもすすめよう」
といった好印象を与えますし、
出版社からみれば、
「売れる本になりそうだ」というポジティブな評価にもつながりますから、
採用確度もアップすることでしょう。
いかがでしょうか。
もしあなたが商業出版いついて不安に思うのであれば、
細かい出版ノウハウに悩むのはいったん脇に置きましょう。
そして、
「初心」「義憤」「動機」
こうしたものにいったん立ち返ってみてください。
エネルギーが再び湧いてきて、出版が近づくこと請け合いです。