このストレスを減らせば、もっと企画が作りたくなる!
2013/08/26
こんにちは、樺木宏です。
さて、企画を考えるストレスは、けっこうキツイ時がありますね。
いくらやる気があっても、ストレスも同時にあれば、行動は減ってしまいます。
そこで今週は、ストレスを消す技術の1つをお伝えします。
それは何かといえば、「考えるスピード」に注目するのです。
なぜかと言うと、企画を考えるのが苦痛なのではなく、
「考えるスピードが落ちる事がストレス」
ということが多いからです。
いうまでもなく「考えるだけ」が一番早く、「書く」のは遅いです。
考えるスピードで企画書が書ければよいのですが、なかなかそうも行きませんね。
そのスピードの差が、ストレスになってしまうのです。
例えば、
「誰かと話していると、いろいろとアイデアが出てくるのに、書きながらだと、ぜんぜんアイデアが出てこなくなる。」
「せっかくいい案を思いついたのに、文章にしてみたら、今一つでがっかりする。」
こんな経験はないでしょうか?
これらは、スピードの違いが原因かもしれません。
思考は一種のリズムですから、いつも10のスピードで考えている人が、
急に1のスピードで書きながらだと、質が落ちてしまうのも当然です。
ではどうするか?
最初から文章を書こうとするのを、やめる事です。
「話すように書く」
あるいは、「文章にしないで書いていく」のです。
方法はいくつもあります。
話すように書くのであれば、ICレコーダーに、考えながら自分の声を吹き込んでも良いでしょう。
あとでじっくり聞き直し、文章化していくのです。
これはプロのライターや、一部の文芸作家が実際に行っている方法です。
また、「文章にしないで書いていく」のであれば、
キーワードだけを書くのです。
単語だけを書くなら、思考のスピードに追いつけます。
その単語を後で並べ変えれば、企画概要も出来るのです。
数を出して、似たものをまとめれば、目次も出来ます。
実はこうした方法は昔からあり、「京大式カード」「KJ法」などの優れたノウハウが開発されました。
現在では、パソコン上でマインドマップを使うという、低コストで合理的な方法があります。
詳しいやり方はGoogleで検索すれば、いくらでも出てくるので、ぜひ取り入れて見て下さい。
今日のまとめです。
自分の思考スピードと、書くスピード、文章化するスピードのギャップがストレスになります。
考えるように、話すように、書きましょう。
その為には、工程を分けてしまえば良いのですね。
この技術さえあれば、もっとラクに企画書が量産できますよ。