出版企画書から見えてしまうこと
2013/08/27
こんにちは,樺木宏です。
さて、今日のお題は「出版企画書から見えてしまうこと」です。
出版企画書には著者のノウハウが書かれているわけですが、
それ以外のことも、いろいろ見えるもの。
例えば、今の仕事についている理由とか、やりがいとか、人間性についても強く表れます。
一見書いていないようでも、見る人が見れば見えてくるものなのですね。
そして・・・編集者は読んだ企画書を結構覚えているものです。
例えば、何度か提案していると、「前にこういう企画を出した人ですね」という事が、結構あったりします。
その時に、以前好印象を持っていたか、そうでないかではスタート地点が違ってくるのです。
前の印象が「採用はしなかったものの、素晴らしい理念を持っている著者で共感した」
というのと、
「読者のことをほとんど何も考えていない企画の著者だった」
というのとでは、まるで違いますね。
企画書には、思いの他いろいろと表れるものがあり、それは誰かの記憶に留まります。
そこを意識しつつ、気持ちを入れて書いていきましょう。