あなたのプロフィールを"物語"にしましょう
2013/10/14
こんにちは、樺木宏です。
さて、私は企画を考案するとき、クライアントさんの「物語」をつくります。
といっても、なにも小説を作るわけではなく、
ビジネス書の企画です。
そう、実はノンフィクション系の企画でも「物語」が大切なのです。
というのも物語は、記憶に長く留まり、感情を喚起するから。
いくら魅力的に企画をみせても、それがロジックだけでは味気ない。
企画を読む編集者も、出版社も、みな脳の構造は同じで、感情が先立ちます。
ここを考えているかどうかで、企画のインパクトは大きく変わります。
では具体的にどうやって物語を企画に取り込むか?という事ですが、
その1つが、「著者のプロフィール」。
この中に、物語をつくっていきます。
大切なのは"落差"です。
かつて逆境を経験するなどの"深い谷"。
今成功しているなどの"高い山"
この2つのギャップがあればあるほど、
物語のインパクトが増します。
インパクトが増せば、見た人の感情を動かし、共感を呼び、記憶に残ります。
あるいは、応援しよう、という人も出てくるでしょう。
無味乾燥に意義だけ主張する企画とは、雲泥の差が生まれるのです。
いかがでしょうか?
感情を味方につける物語の力は強力です。
あなたも、自分の企画に「物語」を取り込んでみて下さいね。