企画にダメ出しされて"イラッ"ときたら?!
2013/06/14
こんにちは、樺木宏です。
私の重要な仕事の1つに、
「企画にアドバイスをする」
というものがあります。
というとキレイに聞こえますが、多分に「ダメ出し」の要素が含まれています(汗)
以前何冊も出版に成功した人から、
「最初の企画でダメ出しされたときには、くやしかったですよ~(笑)」
と笑顔交じりに言われましたが、それはそのアドバイスが実って出版に成功したから
楽しい思いでになっているので、もらった当初は「ただ悔しいだけ」だったでしょう。
とはいうものの、出版企画はやっぱり、この悔しさを乗り越えないといけません。
編集者に聞くと、いきなり持ち込まれる企画の採用確率は200分の1くらい、といいます。
私のところでブラッシュアップした場合は、その70倍くらいの成功率になります。
これはなぜかと言うと、事前にダメ出ししているからなのですね。
悔しい思いをせずに企画を提出するのは良いのですが、本番でダメ出しされて終了、
ということなのです。
とくに編集者はとても多忙なので、企画のここを直せば行ける、などといった
アドバイスはまずもらえませんから、ダメ出しはとても貴重なのです。
そう考えると、
著者デビュー出来る人というのは、自分の感情を乗り越えた人、といえるのですね。
やっぱり前向きで素直な人は伸びる、というのはどこの世界でも同じなのかと思います。
企画にダメ出しされて"イラッ"ときたら、ぜひこの記事を思い出して見て下さい(笑)