同じ一生懸命なのに、出版が決まる人、決まらない人の違いとは?
2013/06/27
こんにちは、樺木宏です。
企画をより良くしていくために欠かせないのがブラッシュアップですが、
ここが上手く行く人と、詰まってしまう人に別れます。
うまく行けば企画が通り、著者デビュー。何冊も企画が通り、堂々たる著者のポジションを獲得する人がいます。
その一方で、最初の1冊に苦労し続ける人がいます。
皆一生懸命やっているのに、どうして明暗が分かれてしまうのでしょうか?
私が実感するのは、
「上手く行く人は、自分のアイデアを手放してでも一生懸命考える」
という事です。
逆にうまく行かない人は、
「自分の最初のアイデアに一生懸命こだわる」
のです。
なぜここが明暗を分けるかというと、
"自分の書きたいことと、読者の読みたい事は違う"から。
ブログであれば好きなことを書いてよいのですが、
商業出版は「売れる」から出せるものです。
自分のアイデアが読者ニーズと一致していれば良し、そうでない場合は手放した方が得策です。
また"最初のアイデアには似たような本がある"ことも多いです。
そうなると、いくら有益な内容でも、後から同じような本を出すのは困難です。
柔軟に差別化を考えて、方向転換したほうが近道です。
いかがでしょうか?
ブラッシュアップは自説にこだわり守りに入るのではなく、柔軟に攻めたいですね。