売れる本や著者に共通する、"ある1つのルール"とは?
2022/06/16
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
さて、この記事を読んでいる皆さんは、
ご自身のビジネスをお持ちの方が多いと思います。
だから、
「より多くの自分の商品・サービスを売りたい」
「自分のメッセージを、より広く世の中に伝えたい」
という考えをもっていることでしょう。
しかし逆説的ですが、
「多く売る事、広く伝える事を望むなら、
一度その考えから離れる」
ことも大切です。
なぜなら、そのほうが近道だから。
これについては、ロバート・チャルディーニの著書「影響力の武器」という本に詳しく説明されています。
そう、「返報性のルール」と言われるものです。
人は何かを与えられると、
「お返ししたくなる」。
だから読者の悩みを解決する、
つまり「与える」ことができれば、
・口コミで多くの本が売れ、ロングセラーになりやすい
・本が売れれば出版社からオファーが来るので、貴方のブランディングが促進される
・本を読んだ読者はその満足感から、貴方のファンになりやすい
・ファンは貴方のビジネスの見込み客となり、売上が向上しやすい
といった好影響が「返って」くるのですね。
読者の期待以上の、満足感を与える事ができれば、その著者は成功します。
読者が払った本代以上の満足を、感じてもらうこと。
それが出来たら、貴方の著者としてのキャリアも
成功にグッと近づくことでしょう。
逆に言えば、自分の主張、自分のビジネスの都合など、「自分」ありきで
出版を考えてしまう事は失敗につながりやすくなります。
売れる本や著者に共通する1つのルール"とは、与えること。
著者は、まずは自分から与えましょう。
自力であれ、他の人の力を借りるのであれ、ポイントはそこですよ。