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AIをつかった出版企画の注意点とは?

2025/12/04

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


AI、便利ですよね。

大量の情報をラクに、かつ分かりやすく整理してくれるので、

仕事が格段にスムーズになっている、という人も多いのではないでしょうか。


さて、出版においても例外ではなく、ChatGPTなどを使って、

企画の資料を作成する著者さんが増えています。

それ自体はよいことなのですが1点、注意したいことがあります。


それは、

「内容に関わらず、格好良く見えてしまう」

という点です。


情報量が多いですし、しっかりと整理され、体系化も指示すれば行ってくれます。

だから満足感もあり、「これでいい」となりがちです。


それはつまり、企画としては弱いコンセプトであっても、

それなりに整って格好よく見えると言うこと。

だから

「内容は正しいし、見栄えは整っているのだが、

 似たような本がたくさんあって、後から出しても売れそうにない」

というような企画が、大量生産されてしまうリスクがあるのですね。

整った自費出版の企画がどんどん量産されるようなものです。

そのクオリティでは、あなたの本としては不足ですよね、


そうならない為にも、AIが出してきたアウトプットは、

厳しい目でチェックしましょう。

そして遠慮なく、ダメ出しをして改善を指示しましょう。

さらにいえば、自分の中のチェック基準を培うために、

多くの類書を参考にしつつ、企画力も磨いていきましょう。

結局は、AIを使う人の企画力に見合った企画が、出来上がるのだと思います。


AIに振り回されず、逆に利用してよりよいアウトプットをしていきましょう。

 

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