なぜ著者の学歴は、"中卒"が最強なのか?
2016/11/02
こんにちは、樺木宏です。
さて、今回の記事のタイトルは、
「なぜ著者の学歴は、"中卒"が最強なのか?」。
違和感を前面に押しだした疑問系のタイトルにしてみました。
これはべつに煽ったり盛ったりしているわけではなく、
私は本当に「中卒」が最強だと思っています。
それはなぜか?
なぜなら、「落差」が大きいため、インパクトと説得力が大きいからです。
例えば、ビジネスパーソンなら誰もが名経営者として知っている、松下幸之助さん。
小学校を中退して9歳で丁稚奉公に出て、苦労して今のパナソニックの礎を築き上げた
エピソードはとても有名ですね。
松下幸之助さんの「道をひらく」という本は200刷、500万部を突破している、超ベストセラー&ロングセラーです。
ここでもし、松下幸之助さんが有名企業の御曹司だったとして、良い教育を受けて良い大学にいき、
親から会社を継いでいたらどうでしょうか?
例え同じ能力があったとしても、ここまで尊敬されてはいなかったでしょう。
500万部を超えてまだ本が売れ続ける、とういことも無かったはずです。
その証拠に、日本に大企業はパナソニック以外にも多く、名経営者も著者大勢いるにも関わらず、
ここまで尊敬され、本が売れている人はなかなかいません。
その違いの1つに、語る内容もさることながら、小学校を卒業して丁稚奉公という「落差」があるのは間違いないでしょう。
大きなインパクトを生み、語る内容の説得力が高まっているから強いのです。
そういう意味で、学歴は低ければ低いほど、尊敬されます。
今の日本の教育制度では中学校まで義務教育ですから「中卒」が最強、なのですね。
あなたがプロフィールをつくる際も、良い点ばかりを並べるのではなく、
こうした「落差」を上手くつくれると、インパクトと説得力を高められるので、
ぜひ工夫してみて下さい。
なお、大切なのは「低さ」ではなく「落差」。
その後の成長や実績がないと、落差が生まれませんので、そこはしっかりと押さえてください。
あなたの著者としてのブランディグの、ご参考になれば幸いです。