"数字"を武器にしよう
2024/01/25
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
著者は情報を伝えるのが仕事ですが、
情報の中でもっとも客観的のは"数字"です。
客観的であるということは、
思い込みや主観ではないということ。
ですのでうまく使うと、あなたの著者としての信頼性をアピールしたり、
企画内容の説得力を増すための武器になります。
逆にいえば、数字を使わずに"表現"でアピールしようとすると、
そうした効果は得られなくなってしまいます。
たとえば、著者プロフィール。
経験年数や実績を数字で示せば、
「15年の経験を持ち、200冊以上の本を手がける」
となります。
客観的な根拠が示されているので、信頼性をアピールしやすいです。
一方"表現"で示すと、
「長い経験を持ち、たくさんの本を手がける」
などとなり、ややアバウトですので、
「たくさんって、どのくらい?」
という疑問が、読み手の頭の中に湧いてくるかもしれません。
これが商業出版ですと、出版社はあなたの企画に「出資」することになりますので、
もとめる信頼性も高いものがあります。
もし頭に「?」が浮かんだら、企画がスルーされる可能性が高まってしまうでしょう。
いかがでしょうか?
同じ内容でも、表現の工夫1つで効果は全く変わってきます。
あなたのポテンシャルをフルに活かすためにも、
数字を武器として活用していきましょう。