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脳にやさしい、甘いものとのつきあい方

2022/09/08

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


前回は、「頭を使う仕事は、甘いものに頼らないほうがうまくいく」

という内容を書きました。

糖質は脳のエネルギーになりますが、

安易に頼るとかえって集中力を落としたり、依存性もあるので要注意、ということです。


ただ、そうは言っても、脳は大量のエネルギーを使いますし、

どうしてもやる気が起きないときに、甘いものに頼りたくなるのも人情ですね。


そんなときは、いくつかのテクニックがあります。

1つ目は、できるだけ精製されていないものを摂ること。


コンビニのお菓子や清涼飲料水などの糖質は精製されていることが多いので、

血糖値を急上昇させます。

その後血糖値は急降下しますので、

身体はコルチゾールなどのホルモンを分泌し、血糖値を元に戻そうとします。

それが、イライラや集中力低下につながってしまいます。


特に果糖ぶどう糖液糖などの異性化糖は、血糖値を乱高下させるだけでなく、

身体を糖化させることで老化を早めるなど、いいことがありません。

できるだけ精製されていない、加工されていない食品から糖質を摂ることで、

こうしたリスクを下げることができます。


もう1つのテクニックは、食物繊維を一緒に摂ることです。

食物繊維は糖質の吸収をゆるやかにしますので、

血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。


「糖質+食物繊維=炭水化物」ですから、

お米、特に玄米などの食物繊維が多めに含まれているものから糖質を摂れば、

集中力を維持しやすくなります。


とはいえ、炭水化物も量を多く摂ってしまえば、

糖質の量も増えてしまいますので、結局血糖値は高くなります。

量をほどほどにすることもセットで、使って欲しいテクニックです。


もしどうしてもジャンキーな甘いものが欲しくなったら、

たとえばイヌリンなどは食物繊維でもあり、甘味もありますので、

サプリメントとして一緒に摂るのもおすすめです。


さらなるテクニックとしては、

そもそも脳のエネルギー源を、糖質に依存しないという方法もあります。

脳は糖質だけでなく、脂質もエネルギー源にできます。

特に中鎖脂肪酸などの脂質は、ケトン体となって脳や筋肉のエネルギーになりやすいです。

ですので、思いきって食事から糖質をカットして、

脂質中心の食生活にする、という方法もあります。


ただ、主要なエネルギー代謝を切り替えることは身体に負担もかかりますし、

ケトン体が急に増減するとpHも急に変わり、体調を崩しやすいので要注意でもあります。

これはファスティングや断食にも同じリスクがありますので、

しっかりと知識を得て準備してから、という順番がよいでしょう。


いかがでしょうか。

よい本を出すための集中力は、身体から生まれます。

知識で身体をコントロールして、

あなたのポテンシャルをフルに活かした知的生産をしていきましょう!

 

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