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出版ノウハウ無料公開ブログ

アウトプットは身体が9割

2025/09/11著者力は、栄養が9割

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


今日の記事は、著者と栄養について。

一見あまり関係がなさそうな組み合わせですが、

実は深い関係があります。


というのも、本来持っているポテンシャルが、

身体のコンディションによって大きく変わってくるからです。

そのため、本来であれば出版できる力量があるので、

それを発揮できずに企画に活かされない、という残念なことが起こってしまいます。


またご自身で出版社に提案する場合には、

何度か断られたことでメンタル面が落ち込んでしまい、

あと数社提案していれば通っていたかもしれない企画が、

日の目を見ないということもあり得ます。


そうならない為にも、ある程度栄養について知識を得て、

心身のコンディションを整えていきたいですね。


では、具体的にどうすればいいのか?

ということですが、まずチェックしたいのは「血糖値」です。


血糖値の乱高下は集中力を落としますから、企画や文章の質にも直結します。

ですので血糖値が上がり過ぎないよう、糖質や炭水化物を、1度に多く摂り過ぎるのは避けましょう。

血糖値を上げすぎなければ、その後の急降下を防ぐことができます。


また、意識の高い方は、16時間断食やファスティングを行っている人も多いと思います。

このときも血糖値が下がりがちですので、

エネルギー源を脂質に切り替えるケトジェニックな食事は相性がよいのでおすすめです。

また脂質のオメガ3脂肪酸(DHA・EPAなど)は、 脳の情報伝達をスムーズにし、アイデア発想を助ける効果があります。

ビタミンB群も神経伝達物質の生成に関わっていますので、集中力を高め、メンタルの安定には大切です。


昔から「身体が資本」といいますが、まさにその通りですね。

あなたの著者としてのポテンシャルをフルに活かすための、ご参考になればと思います。

 

2024/08/01コーヒー飲んで仕事をがんばる、は要注意!?

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


健康の世界では、人昔前に常識だったことが、

いろいろと覆されていますね。


血圧の基準は上がったり下がったり、提唱する医師の団体によってまちまちで、

今年の4月にも、重症化予防の基準が140/90から160/100に大幅アップ。


コレステロールも、食事では上がらないことが分かり、

厚生労働省が摂取量の制限をとりやめるなど、

「あの健康情報は何だったのか・・・」

と思う事もしばしばです。


そんな時代ですから、

新しい健康情報を仕入れるのとそうでないのとでは、

あなたの健康はもとより、仕事やアウトプットの質も大きく変わってきます。


たとえば、

「朝、缶コーヒーを飲まないと、仕事ががんばれない」。

これは、けっこう要注意です。


なぜなら、

エネルギーが枯渇してしまっている状態で、

自力ではがんばれない、ということだからです。


本来であれば、

朝になると身体はコルチゾールというホルモンを出して、

交感神経を活性化させて身体を「オン」の状態にします。


しかし生活習慣が乱れてコンディションが悪いと、

そのホルモンを自力で出すことができません。


そこで身体は、

コーヒーのカフェインによってコルチゾールを絞り出したり、

エネルギー不足を大量の砂糖で補おうとすることに。


つまり「缶コーヒー」は、

エネルギーが枯渇してしまっている状態で、

自力ではがんばれない、ということのあらわれなのですね。


ではどうするか?

ということですが、健康本で読むなら、

「糖質制限」

「副腎疲労」

といったキーワードで探してもらうと、

有益な情報が得られることと思います。

ちょっと前の常識は、今の要注意。

ビジネスパーソンこそ、

新しい健康情報をとりいれて、

パフォーマンスを上げていきましょう。

 

2022/10/20やる気が落ちたら、食事のココに気をつけよう

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


本を書くというのは数ヶ月の長期戦です。

途中でやる気がなくなったり、集中力が落ちることもしばしば。

著者に限らず、どんな仕事でもそうした波はあると思います。


そんなときは「食事」を見直すと、気力が湧いてくることが多いです。

「メンタルの話に、なぜ食事?」

と思われるかもしれませんが、とても深いつながりがあります。


というのも、メンタル面は神経伝達物質やホルモンによってコントロールされていて、

それらは栄養から出来ているからです。


たとえば、「もっと仕事したい」などと意欲が前向きなときは、

「ドーパミン」という、快楽をつかさどる物質が出ています。

そしてこのドーパミンは、たんぱく質が分解されたアミノ酸を中心に、

ビタミンやミネラルの助けを得て体内で作られています。


だから、食事でたんぱく質を十分にとり、

それをしっかりと消化して吸収できれば、

メンタル面を活性化する物質も十分に作られることになります。


逆に、忙しいからと食事をおろそかにすると、

メンタルを回復させる材料がなくなり、ますます落ち込んできます。


さらに、私たちは糖質に取り巻かれているようなものなので、

何も考えずにお手軽なものを食べていると、

たんぱく質は少なく、糖質ばかりが増えることに。

糖質は多すぎると血糖値を乱高下させますから、

そこで血糖値をコントロールするために別のホルモンも出てきて、

さらに臓器が疲弊して、ますますメンタルが落ち込むという悪循環です。


栄養やバランスのよい食事というと、

子どもの頃からさんざん聞かされているだけに、

慣れてしまっている面もあり、

逆に意識が低くなってしまっているようにも思います。


これから師走で忙しくなる時期ですが、

食事に気をつけて、快調に過ごしていきましょう!


ご参考になれば幸いです。

 

2022/09/22知的生産のコンディションは"脂質"で決まる!?

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


本に限りませんが、情報発信することで、ビジネスが飛躍する世の中ですね。

著者となってビジネスの見込み客を獲得したり、

あるいは動画配信でファンを獲得し、案件を得やすくしたり。

情報の質と量が、マーケティングの大きな要素となって久しいです。

そうなると気になるのが、脳のコンディション。

よい情報をよいペースで発信できれば、

当然ビジネスメリットも大きくなってきます。


でも、ここでちょっと落とし穴が。

脳によいと言われることをやっても、多くの場合は効かないのです。


たとえばGoogleで「脳によい食品」と検索すると、

青魚やアマニ油、ナッツなどが上位にきます。

たしかに脳の約6割は脂質で出来ていますし、

オメガ3系の脂質は細胞膜の材料としても理想的で、

炎症を抑える効果も得られます。


しかし、大事なのは脂質の比率です。

脳によいオメガ3系のDHAやEPAを摂っても、

それ以上に他の脂質を摂っていたのでは、炎症はおさまりません。

日本では海外で規制されているトランス脂肪酸なども普通に使われていますし、

サラダ油にはリノール酸が多く、体内で炎症を起こしやすいアラキドン酸に変化します。


また、量も大切です。

脂質は全身の細胞膜の材料ですから、

たまにちょっと摂るだけでは、脳への好影響もわずかです。

ではどうするか?

ということですが、脂質の比率の目安があります。

「EPA/AA比率」と呼ばれるもので、

血液中のオメガ3系のEPAと、アラキドン酸の比率です。


これを血液検査で測れば、脂質の割合が分かりますし、

体内で炎症が起きやすいかどうかも分かりますし、

脳の材料の比率も推測できます。


現在の自分の状態を数値で把握すれば、

改善のモチベーションも高まりますし、

情報への感度も上がり、生活習慣が変わってきます。


保険適用の血液検査ではないので、若干コストはかかりますが、

脳のコンディションが良くなって得られるリターンを考えれば、

安い自己投資と言えるでしょう。

身体の情報を知るひととそうでない人では、

健康はもちろん、ビジネスのパフォーマンスも変わってくる時代。

ご参考になれば幸いです。

 

2022/09/08脳にやさしい、甘いものとのつきあい方

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


前回は、「頭を使う仕事は、甘いものに頼らないほうがうまくいく」

という内容を書きました。

糖質は脳のエネルギーになりますが、

安易に頼るとかえって集中力を落としたり、依存性もあるので要注意、ということです。


ただ、そうは言っても、脳は大量のエネルギーを使いますし、

どうしてもやる気が起きないときに、甘いものに頼りたくなるのも人情ですね。


そんなときは、いくつかのテクニックがあります。

1つ目は、できるだけ精製されていないものを摂ること。


コンビニのお菓子や清涼飲料水などの糖質は精製されていることが多いので、

血糖値を急上昇させます。

その後血糖値は急降下しますので、

身体はコルチゾールなどのホルモンを分泌し、血糖値を元に戻そうとします。

それが、イライラや集中力低下につながってしまいます。


特に果糖ぶどう糖液糖などの異性化糖は、血糖値を乱高下させるだけでなく、

身体を糖化させることで老化を早めるなど、いいことがありません。

できるだけ精製されていない、加工されていない食品から糖質を摂ることで、

こうしたリスクを下げることができます。


もう1つのテクニックは、食物繊維を一緒に摂ることです。

食物繊維は糖質の吸収をゆるやかにしますので、

血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。


「糖質+食物繊維=炭水化物」ですから、

お米、特に玄米などの食物繊維が多めに含まれているものから糖質を摂れば、

集中力を維持しやすくなります。


とはいえ、炭水化物も量を多く摂ってしまえば、

糖質の量も増えてしまいますので、結局血糖値は高くなります。

量をほどほどにすることもセットで、使って欲しいテクニックです。


もしどうしてもジャンキーな甘いものが欲しくなったら、

たとえばイヌリンなどは食物繊維でもあり、甘味もありますので、

サプリメントとして一緒に摂るのもおすすめです。


さらなるテクニックとしては、

そもそも脳のエネルギー源を、糖質に依存しないという方法もあります。

脳は糖質だけでなく、脂質もエネルギー源にできます。

特に中鎖脂肪酸などの脂質は、ケトン体となって脳や筋肉のエネルギーになりやすいです。

ですので、思いきって食事から糖質をカットして、

脂質中心の食生活にする、という方法もあります。


ただ、主要なエネルギー代謝を切り替えることは身体に負担もかかりますし、

ケトン体が急に増減するとpHも急に変わり、体調を崩しやすいので要注意でもあります。

これはファスティングや断食にも同じリスクがありますので、

しっかりと知識を得て準備してから、という順番がよいでしょう。


いかがでしょうか。

よい本を出すための集中力は、身体から生まれます。

知識で身体をコントロールして、

あなたのポテンシャルをフルに活かした知的生産をしていきましょう!

 

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