HOME > 出版ノウハウ無料公開ブログ > アウトプットは身体が9割 > 無理に集中しないほうがうまくいく

出版ノウハウ無料公開ブログ

無理に集中しないほうがうまくいく

2025/12/11

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


あなたは「集中しなければ!」と、自分に喝を入れることが多いでしょうか?

私もかつてはそうで、締め切りなどを意識して、自分を無理やりにでも仕事モードに入れることが多かったです。

しかし今では、そうしたことはほとんどやらなくなりました。


それはなぜかというと、

そもそも人間の脳は「長時間の集中」を前提につくられていないからです。

諸説ありますが、人間の集中力が続くのは普通15分程度。

長くても1時間前後が限界、と言われています。


だから無理やりに長時間集中しようとするのは効率が悪い。

それだけでなく、強いストレスを感じるわりに生産性は上がらず、

さらには出てきたアウトプットも、今一つな出来になってしまうという、悪いことづくめ。

なので、もう自分に無理やり集中を強いるのは、やめることにしたのです。


ではどうするか?、ということですが、

思い切ってやめてしまい、いったん休む。

脳にストレスを与えてたあとは、リラックスしてバランスを取るようにしました。


また身体的な理由で、集中が切れることもあります。

たとえば食後。

血糖値が上がりますから、身体はそれを下げようとします。

そこで血糖値が下がり過ぎてしまうと、身体はストレスに対抗しようとしてコルチゾールを出し、

それによって集中力が途切れやすくなったり、イライラしやすくなったりします。

また空腹時には、身体は血糖値を上げて維持しようとするのですが、

そこで出てくるアドレナリンなども、集中が長続きしない原因となります。

なので、適度に間食をして栄養を補給することもおすすめです。


ただ、ここでコーヒーや糖質を多く取ってしまうと、

結局血糖値は乱高下してしまうので、集中力は長続きしません。

なので吸収が緩やかになるよう、大量には摂らないようにしつつ、

食物繊維が多めのものを選んだり、

たんぱく質や脂質と一緒に取るようなひと工夫も欲しいですね。


いずれにしても、集中力が落ちるのは生理現象であって、あなたのせいではありません。

身体のしくみをうまく利用して、ストレスなく生産性を高めていきたいですね。

 

PageTop