考える、書く、のストレスが激減するたった1つのコツ
2013/06/10
こんにちは、樺木宏です。
「企画を考えるとき、頭がモヤモヤして混乱してしまう・・・」
「執筆しようとするが、ストレスが凄い・・・」
こんな事はないでしょうか?
商業出版にチャレンジすると、こんな風に詰まってしまうシーンがよくあります。
考えてみれば、世の中の著者に張り合って売れる企画を考える、などということは、
普通したことがなくて当然ですし、
10万字もの文章を1つのテーマについて一気に書く、というのも普通は一生ない出来事でしょう。
そう考えますと、先に上げたような悩みがあるのは、当然ですね。
具体的なノウハウはいろいろとありますが、ここでお伝えしたいのはただ1点。
それは、
「作業を分けるだけで、ストレスは激減し、質が飛躍的に上がる」
ということ。
分けるとは、考案の工程、執筆のプロセスを、細く細分化して、順序良く行うということです。
なぜこれがそんなにも効果的かと言うと、
人間の脳は、いくつもの処理を同時に行うように向いていないから。
パソコンに例えると、記憶する領域=ハードディスクの容量は結構あるのですが、
目先の処理を行う領域=メモリーは少ないのです。
だから、順序良く1つの事に集中していくと、とても効率よく脳を使えるのですね。
具体的な方法としては、
「やらないことを決める」
ということです。
一般の生活で言えば、風呂とごはん、いっしょにしたら大変ですよね。
でもこんな非効率的なことが、企画考案や執筆では普通に行ってしまいがち。
執筆で言えば、
「より良い文章表現を考えながら、前後の文脈に配慮しつつ、誤字脱字がないか目を配りながら、各項目の量のバランスもとりながら・・・」
みたいな事をする人が、とても多いのです。
これは企画考案でも同じです。
これでは、いくら優れたノウハウがあっても、書けませんね。
やるべきは、「分ける」ことだけ。
単純なことですが、やるとやらないとでは雲泥の差です。
効率が俄然よくなり、ストレスも軽減。
質が高くなりつつ、スピードは上がる、という良いことづくめ。
今出版にチャレンジしている人の、ご参考になれば幸いです。