文を書くのが苦手な人は、"これ"を絞ればうまくいく
2021/03/11
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
文章を書くのが得意な人、苦手な人。
さて、あなたはどちらでしょうか?
現代はSNSやメールなど、文章を書くのが必須スキルとなった時代です。
たとえばメールでは、文章が苦手だと、
そんなつもりはないのに、意図を誤解されてトラブルになったり。
書くのがおっくうになって、無視されていると思われてしまったり。
あるいはアピールがうまくいかず、望んだ結果を引き出せなかったりします。
苦手は卒業して、どんどん分かりやすく伝えていきたいですよね。
でも、
「いまさら文章なんて、うまくなれるのだろうか?」
と思うかもしれません。
結論からいえば、ぜんぜん大丈夫です。
確かに文章にはセンスのようなものがあり、学んで習得しにくいものもあります。
でもそれは、あれば素晴らしいですが、なくてもそれほど困りません。
逆に、
「自分の意図を誤解されず、すっきりと分かりやすく伝える文章」
は、簡単に習得できる技術なのです。
なくて困るのはこちらのほうですから、すみやかに取得してしまいましょう。
では、具体的にどう書けばいいのか?ということですが、
「言いたいこと(結論)を1つに絞り込む」
これだけで、大半に文章はあっという間に分かりやすく変わります。
そもそも文章が分かりにくい理由は、
・言いたいことがなかなか出てこないので、読み手が混乱してしまうから
・多くの言いたいことが盛り込まれ過ぎていて、読み手が混乱してしまうから
であることが多いです。
それに関連して、
・言いたいことがあやふやか、数が多いと、「なぜ?」かの説明が弱くなり、説得力がなくなるから
・言いたいことがあやふやか、数が多いと、「たとえば?」が思い浮かばず、腑に落ちないから。
ということになり、ますます文章は分かりにくくなる、という悪循環なのですね。
であれば、解決策はカンタンです。
「言いたいこと(結論)を1つに決める」こと。
これだけで、言いたいことが絞り込まれ、前倒しされ、しっかりと伝わります。
同時に、「なぜ?」に答える説明(理由)も書きやすくなり、
「たとえば?」に答えるたとえ話を入れることも容易になるでしょう。
かくして、文章を分かりやすく伝えることがうまくいき、
誤解やトラブルを避けつつ、望む結果を得やすくなるのですね。
いかがでしょうか。
文章の苦手意識は、技術を得ればあっさり払拭できるもの。
ご参考になれば幸いです。