必ず商業出版が決まる3つのコツ、その(2)著者の強み
2015/03/25
こんにちは、樺木宏です。
さて、前回から、必ず商業出版が決まる3つのコツと題して、
基本的な、しかしとても重要な出版ノウハウをお伝えしていきます。
第2回目の今回は、「著者の強み」についてです。
よく「今こういう本が売れているから、こういう企画はどうでしょう?」
という相談を受けるのですが、そのままでは難しい場合が多いです。
それというのも、「あなたならではの強み」がその企画に活かされていない場合が多いから。
出版社は、いわば誰に頼んで書いてもらってもよい立場ですし、売れ筋のテーマはよく研究しています。
だから"あなたに書いてもらうべき理由"がないと、よりベテランな著者を探してきて
先に頼んでしまう、ということになってしまうのですね。
例えば、「女性の働きかた」というテーマでは、すでに先行している著者さんが大勢います。
その中にはTV等のメディア露出も多く、知名度が高いベテラン著者も含まれます。
そうした中に、売れているからといって、強みを活かさずに飛び込んでしまっては、
まず企画は通りませんし、通っても売れない本になってしまうでしょう。
さらには、仮に買ってくれた人がいても、強みが活かされていない本では、
ビジネスに誘導した際、ライバルのサービスの方が良く見えてしまい、選んでもらえない、
という事が起こってしまいます。
ではどうするか?という事ですが、
その一例が、こちらの本です。
http://goo.gl/fAFo05
先の「女性の働きかた」というテーマで、新人著者さんながら、2冊の出版を同時に決めた方です。
・どのように強みを活かしたのか?
・なぜ出版社から好評価されたのか?
そのことについては、次回に詳しくお伝えしたいと思います。