あなたの『一時情報』に価値がある
2013/08/14
こんにちは、樺木宏です。
さて、今日の記事は一時情報がテーマ。
一時情報とは、「自分自身で経験したこと」や「実際に行動したこと」、
そして「その結果得られた考え方」
です。
平たく言えば、誰かから聞いたり本で読んだりした事ではなく、
自分のアタマで感じた事、考えた事、になります。
この一時情報が、商業出版ではとても大切です。
なぜなら、極論すれば、10冊も読めばその分野の本は書けてしまうからです。
企画をつくり、本を書くという事のハードル自体は、その程度のもの。
しかしそれではオリジナリティがないので、よほどの幸運が無い限り、企画は通りません。
本当に価値があるのは、「あなたが直接経験したこと」や「あなたの行動の積み重ね」
そして「あなた自身のオリジナルの考え方」
なのです。
でも残念なことに、初めて本を書こうとする人の多くの企画が、
どこかから聞いてきたような内容に終始しています。
これでは差別化できませんね。
なぜこうした傾向があるのか、いろいろと考えてきたのですが、
自分の経験、行動に「自信を持っていない」方が多い、ということなのだと思います。
あなたのコンテンツは世の中に出して、何十万人もの支持を受けるに値する価値があります。
私はそう確信して支援していますし、あなたもそれを再確認するところからスタートしましょう。
そして、企画概要や目次の中で、その独自性を遠慮なく押し出して行きましょう。
そういう意味では、類書を読むという事は、
「まだ自分の意見を誰も言ってないかチェックする」
という面もあるのですね
くれぐれも、そこで読んだ内容に引っ張られてしまわないようにしましょう。
今日のまとめです。
本当に価値があるのは、あなた自身の経験と考え方です。
それを遠慮なく押し出しましょう。
そのことが、企画の付加価値となり、採用を引き寄せます。