共感を呼ぶ『自分物語』をつくる
2013/08/30
こんにちは、樺木宏です。
さて、自分の出版のネタ、及びビジネスのネタを強めるには、
「共感を呼ぶ『自分物語』をつくる」事が有効です。
例えば、ハリウッド映画。
よくよく考えると、皆ワンパターンです。
「日常→危機→成功」というパターンですね。
このV字回復のシナリオが、感情を刺激し、記憶に定着するのですね。
なぜかと言うと、脳の構造は、物語に反応しやすいのです。
人間の脳は、爬虫類の脳、ほ乳類の脳、人間の脳、の3層構造、というのは有名です。
合理的な理論は、一番外側の「人間の脳」を刺激しますが、
物語は感情、つまりその内側の「ほ乳類の脳」を刺激する、と言われています。
だから強いインパクトを与え、印象に残りやすいのです。
なお、V字の前後で落差が激しいほど効果的です。
だから逆境は弱みなどではなく、実は「強み」なのですね。
ビジネス書でも、ベストセラー著者はこのあたりが実に上手な人が多い。
自分自身の逆境のエピソードや、いかに自分がダメな人間だったかなど、
包み隠さずアピールしています。
でもその後で、急上昇し成功エピソードが続きます。
こうする事で、落差が生まれ、効果的にインパクトを与えているのですね。
共感を呼ぶ『自分物語』をつくりましょう。
V字回復のシナリオです。
さらにご自身の弱みを上手く活用すれば、さらに強い印象を与える事ができますよ。