出版企画が通りやすい人に共通する「自己開示力」とは?
2014/01/30
こんにちは、樺木宏です。
今日の記事タイトル、これから本を出したい人、出し続けたい人は、当然気になる所ですよね。
出版企画が通りやすい人、というのは確かにいます。
あなたは何が要因だと思いますか?
知名度があるから?
実績がすごいから?
私がこの3年で80冊以上の商業出版を支援して確信するのは、そのどちらでも無い、と言う事です。
知名度がある有名著者でも、企画が通らない人は大勢います。
実績がすごくても、なかなか本を出せない人もいます。
それ以前に大切なのは「自己開示」なのです。
というのも、出版企画を考えるというのは、ある意味自分の半生をさらけ出す、という側面があるから。
そして重要なことは、「強みは弱みの中にあることが多い」という事実です。
つまり、ここで躊躇してしまうと、自分のせっかくの強みを企画に活かせないのですね。
例えば、かつてとても貧乏だったが、今は成功している人がいるとします。
その人が、過去を隠してしまうと、「ただの成功者」です。
そんな人は世の中に大勢いるので、他の著者と差別化されません。
ということは、企画もユニークなものになりずらいので、なかなか通りません。
しかし、「貧乏のどん底から這い上がった成功者」ならどうでしょうか?
インパクトが格段に違いますね。
「そんなに低いところから這い上がった人の言うことなら、すごい内容なのでは」
という出版社の期待も高まりますし、
「そんな状態からでも成功できるのなら、自分にも出来そうだ」
という読者のメリットにも直結します。
このように、あえて弱みを自己開示することは、著者にとってとても大切なこと。
そして、本を出しやすい人に共通する特徴でもあるのですね。
あなたの自己開示力はどうでしょうか?