自分の強みは本当に気づきにくい
2014/02/04
こんにちは、樺木宏です。
さて、過去何度か記事に書いているのですが、自分の強みには、本当に気づきにくいものです。
先日も、ユニークなノウハウをお持ちの方とお会いしたのですが、
案の定、企画のテーマに迷われている様子。
実は、私が初めて本を出すという人にお会いすると、9割以上の方がみなそうです。
でも、これはある意味当たり前。
なぜかと言うと、持っている知識やノウハウは、何か問題があれば反射的に出てきますが、
体系化出来ているかどうかとは、また別の話だからです。
相談を受けて、それに対応した問題解決が出来る能力と、
全く白紙の状態で、ノウハウを書き出せる能力は別なのですね。
またそもそも、自分の専門分野ではいつも高いパフォーマンスを発揮できているので、
わざわざそんな事を書かなくても、常識なのでは?と思ってしまい、
それが凄いという事に気がついていない事もしばしば。
なので、自分の強みに気づかないというのは、当たり前なのです。
ではどうするか?、という事なのですが、
著者のプロフィールをたくさん見る、というのはお勧めの方法です。
自分と似たような経歴、自分と似たようなノウハウを持った人が、
どんなテーマの本を書いているか?という視点で、
著者のプロフィールを沢山見ていくのです。
そうすると、
「こんなあたり前の事でも本になるのか」とか、
「自分にもこの内容なら書ける」などの、印象を持つと思います。
それがヒントなのですね。
大切なのはそこで終わらせず、「では自分なら、どんな本が書けるか?」
という問いを自分に投げ掛ける事。
あたり前すぎて気づかなかった盲点に気づければ、
あなたの強みが見えてきます。
強みが見えてくれば、あなたの出版すべきテーマも決まります。
ぜひ、それを見つけて下さいね。