凡才でも勝つ、ノウハウ体系化のススメ
2014/05/13
こんにちは、樺木宏です。
さて、あなたは、自分のノウハウを体系化しているでしょうか?
実は、優秀なコンサルタントやコーチでも、意外と出来ていないのがこの体系化。
自分の頭の中から最適な回答を引き出し、瞬時に相手に返せる、という優秀な人でも、
ノウハウを秩序立てて、系統的にまとめている、という人は意外と少ないものです。
しかし、この体系化が出来ているかどうかは、商業出版にとって大事なポイント。
あなたの情報発信に、大きな質の違いを生んでしまいます。
例えば、優秀な人のコンテンツなのに、「意外と満足度が低い」と思ったことがあるでしょう。
特に顕著なのが、「対談」や「ポッドキャスト」です。
体系化についてラフに考えている人が多いようで、優秀な人のものでも、結構つまらなかったります。
本でも、多作になり、体系化が雑になってくると、いくらベストセラーを持つ著者でも、本は売れなくなります。
体系化していないと、
・順を追って理解しやすい順番になっていなかったり
・想定している読者が途中で変わってしまったり
・話のレベル感が高くなったり低くなったり一定しない
となってしまうのです。
逆に、新人著者でも、丁寧に体系化してつくった1冊目の本は、意外とベストセラーが多いものです。
つまり「体系化」という準備さえすれば、誰でも良い本は書ける、という事です。
しっかりと準備に時間をかけ、体系化していけばよいのです。
そうすれば、読者にとって分かりやすい、しっかりとしたコンテンツになります。
読者の再現性がアップし、有益で、感謝されるものになります。
昔話ではないですが、瞬時に対応できるウサギでなくとも、
しっかり「体系化しているカメ」の方が良い本が書けるのですね。
いかがでしょうか?
後発で勝負する新人著者、そして何冊も出しているベテラン著者でも、
このポイントは押さえておきたいですね。