"偏った主張"があなたの財産です
2014/08/26
こんにちは、樺木宏です。
さて、"偏った主張"というと、ネガティブな印象がありますね。
特に調和を重視する日本人はつい、「もっとバランスを取らなければ」と考えてしまいがちです。
しかし実は、"偏った主張"は著者にとっては財産なのです。
なぜかと言うと、それが「共感」を生むからです。
それはファンという形であなたの応援者となり、本も売れますし、
セミナー集客にも直結します。
「ぜひウチで講演してください」
というオファーが著者の元に来るのは、その人が主張に共感するからに他なりません。
逆に、偏っていない主張をする人には、ファンが出来ません。
誰もがその通り、と納得する主張は、心にさざ波が起こりません。
「なるほど、そうだね」
とスルーされて終わりです。
これでは、著者として寂しいですね。
しかしいざとなると、私たちは当たり障りの無い主張をしてしまいがち。
それは「反対されること」が怖いからです。
自分の考えている通りの主張をすれば、ファンも生まれますが、同時にアンチも生まれてしまう。
そして人間は苦痛を避けたいという感情の方が強いので、つい角の取れた主張をしてしまうのですね。
でもそれでは、アンチに批判される事はないが、ファンもいない状態。
著者で言えば、いい企画だが売れそうにない、という人ですね。
いかがでしょうか?
反対意見を恐れず、自己主張してファンもアンチもいる著者と、
誰も反対しないが、ファンもいない著者。
前者の方が良いですよね。
それが明確になったら、勇気をもって自己主張して、
"偏った"しかし"あなたならではの主張"を世に打ち出して行きましょう。
"偏った主張"は、あなたの財産です。