"振りきった主張"が売れる本になる
2016/06/08
こんにちは、樺木 宏です。
さて、企画を考えたり、本を書こうとすると、周りの目が気になるものです。
なかでも、「関係各位や業界に睨まれたらイヤだな・・・」という思いは、
誰しも胸に去来するのではないでしょうか?
こうしたとき、注意すべきことがあります。
それは、当たり障りのない、無難な内容になってしまわないか、ということです。
「こんな事を言ってしまったら、○○を敵にまわすのでは・・・」
と感じてしまうと、誰しも守りに入るもの。
しかしそれでは、読者の心を揺さぶらない本になってしまいます。
売れる企画にも、売れる本にもなりませんので、実に勿体ないことです。
逆に、自分の保身や関係各位に配慮するのではなく、徹底的に読者のために書とどうなるでしょうか?
その本は、間違いなく読者に刺さります。
例えば、この本です。
「成功する転職5%の法則」──プロが教える転職の「真実」http://goo.gl/9wIyjY
転職を考えている人向けに、業界のウラ側から正しいやり方を教える本です。
かなり業界の暗部を暴露してしまっていますので、同業者からは快く思われない可能性がたかいのですが、
逆に読者にしてみれば、これほど親身になって、本当の事を教えてくれる本はありません。
「自分の為の本だ!」と共感してもらえる本なのです。
だからこそ、企画も通りましたし、読者からも、そして心ある業界関係者からも、評価が高いのですね。
いかがでしょうか?
ぜひ無難な内容になることなく、読者のために「尖った」内容にしてください。
ご参考になれば幸いです。