"人と違うこと"を書くヒント
2017/10/26
こんにちは、樺木宏です。
誰もが「個性」を発揮して働く時代ですね。
出版も例に漏れず、「その著者らしさ」が求められます。
とはいえ、なかなか「自分らしさ」を見いだすのも難しいもの。
本を出すというとつい肩に力が入り、カッコつけたくなってしまうのですが、
そういう「うわべ」は皆似たようなものですし、見る人が見れば、簡単に見透かされてしまいます。
すると、
「似たような本は過去たくさんでているので・・・」
とか、
「他の著者さんに書いてもらっても良いのでは」
など、なかなか企画が通りませんし、例え通ったとしても売れる本になりません。
そこで大事なのが「ホンネ」です。
カッコつけるのをやめて、肩ひじ張らずに「本当に思っていること」を打ち出せば、
その人ならではの個性がでてくる。
自然といい企画になるものです。
ただ、そこには障害が。
ビジネス上のしがらみから、どうしてもホンネを言えないことが多いのですね。
でもそうしたしがらみを打破して、ホンネで書いた本には「力」があります。
下記の本は、そうした「ホンネ」が持つ「力」を感じさせてくれる1冊。
「病気にならない家」6つのルール
https://goo.gl/RSZLw4
著者の上郡さんが、住宅業界で働きながらも、あえてタブーとも言えるホンネを出して書いた本です。
中学生のとき台風で家が倒壊し、その後プレハブ住宅で夏は暑く冬は寒い
暮らしをおくり、バリアフリーという言葉もない時代に、約18年も介護をした経験の持ち主。
そうした背景が生みだす、この本の「力」をぜひ感じてみてください。