"自分でも気づかない強み"が埋もれている!?
2024/08/22
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
本を出したい方のご相談を受けていると、
「すごい強みがあるのに、それを活かそうとしていないな」
と思うことが多々あります。
いろいろなパターンがあるのですが、
たとえば、
1)高いレベルにあるのに、普通だと思っていたり
2)逆境を跳ね返した経験を、むしろ隠そうとしていたり
3)いまの仕事と相乗効果のあるスキルを、関係ないと思っていたり
といった風に、強みを見逃していることが多いのです。
1)などは、出版に限らず、多くの人に当てはまります。
あなたがもし「自分ができるなら、他にも出来る人は大勢いるだろう」と感じたことがあるなら、
高い能力があるのに、自分の能力を過小評価してしまう傾向があるのかもしれません。
このことは研究でも確かめられていて、
「ダニング=クルーガー効果」として知られています。
こうした傾向があることを知っていないと、
自分の強みを見逃してしまい、本を出すチャンスに気づけないことがありますから、
もったいないですね。
ちなみに、上記のダニング=クルーガー効果は、逆のパターンもあります。
能力が低い人が、自分の能力を過大評価する傾向がある、ということですね。
自分が得意でない分野では、こうした逆の傾向があることも知っておくと、
不要なリスクを減らしつつ、チャンスは掴んでいける可能性が増えるでしょう。
今回は一例だけ説明しましたが、
次回以降の記事では、残りのパターンについてもお話しようと思います。
ぜひ埋もれた自分の強みに気づいて、
自己実現する機会を逃さないようにしていきましょう。