商業出版する心構えが1分で出来る話
2013/05/24
こんにちは、樺木宏です。
商業出版するためには、何が必要でしょか?
結論から言えば
「企画書をつくって、出版社に提案する」
これだけです。
意外とシンプルですね。
ただ、当然のことながらそこには「ハードル」があります。
どのようなハードルかと言うと、
「その本への投資は回収できるのかどうか」
という、出版社の立場です。
出版社は全てのリスクを負うことになりますので、その点を最重要視します。
それに加えて、
「その出版社のカラーに合っているか」
という要素もあります。
これらの要素を満たせば、出版は決まるという事になります。
ここで大切になってくるのは、「出版企画書」の質の高さです。
・世の中に求められている事と、自分が書きたいことのバランスをとる事
・誰に何を伝えるのか、という本質をしっかり押さえること
・読者ニーズ、著者プロフィール、類書との差別化、という視点でチェックすること
を踏まえれば、質の高い出版企画書が作成できるでしょう。
よくある典型的なつまづきは、「自分の書きたいこと」だけに焦点が行ってしまい、
客観的なチェックがなされていないことです。
また、原稿が既に出来上がっている状態だと、目次構成やコンセプトを変えることを
嫌がる傾向があります。
これは、売れる本にするのを嫌がっているのと同じで、残念なことです。
今日のまとめです。
商業出版は、「売れる」企画書をつくり、適切な出版社に提案すれば決まります。
その為にも、企画書の質を高めましょう。
また、自分の書きたいことにこだわり過ぎると、デメリットが大きいので注意しましょう。