あなたも危ない、プロが陥りがちな落とし穴
2013/05/25
こんにちには、樺木宏です。
さて、最近あらためて思うのは、
いい強みを「もっている」のに、
気づいていない人が本当に多い、という事です。
これは長年やっていても、その道で実積のある人でも、事情は同じ。
自分の強みとは、本当に気づきにくいものです。
そして多くの場合、気づきにくくさせている元凶は、
「感情」
です。
せっかくのノウハウや経験が、感情に邪魔されるばかりに出てこないのです。
これは勿体ないですね。
例えば、自分を、出身業界と比較する、というのは典型的です。
そうすると、もともと持っている専門知識は業界のプロ中では常識だったりするので、
「これを話し手も、業界の中では尊敬されないな」と感じ、軽視してしまいがちなのです。
この状態で「差別化」を考え、自分のオリジナリティ、ライバルとの違いを出していこうとすると、
勿体ないことになりがち。
強みを活かせないどころか、強いライバルがいる市場に参入しようとしてしまいます。
これは、弁護士、税理士、社労士、会計士、コンサル、コーチ、カウンセラー、
デザイナー、マーケッター、経営者、サラリーマン、等々、どの業界でも例外はありません。
本人にしても業界にしても、自分の専門知識は普通なので、
世の中の皆が分かっているだろう、と思って過小評価してしまうのですね。
いかがでしょうか?
あなたも、自分自身の専門知識を過小評価していないでしょうか。
見直してみると、思いもよらぬ強みが見つかり、そのまま出版に繋がるかもしれませんよ。