最初の1冊目は、モチベーションが9割
2021/09/16
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
さて、
「商業出版」
「出版企画」
「著者になる」
こんな言葉を並べられると、どうしても肩に力が入ってしまいますよね。
そのせいか、本を書こうとすると、
「自分の知らない、より高度な工夫やノウハウが必要なのではないか?」
と、不安になってしまう人も多いようです。
でも結論から言えば、そんな心配は百害あって一理なし。
付け焼き刃でノウハウを取り入れても、
せいぜい類書のまね事をして、劣化コピーが出来上るのが関の山です。
出版社の側からみれば、そうしたコンテンツに魅力を感じることはあまりない、
といってよいでしょう。
そんな知識を後付けするよりも、
それまで培ってきたあなただけのもの、
「モチベーション」
「熱い想い」
これを活かすべきです。
なぜなら、これらは他の著者には真似できない、あなただけのオリジナリティだからです。
その熱量によって、思いがけない、独自の切り口の本になることも十分あります。
自分自身が悩んだことからこそ、読者の気持ちが分かりますから、
共感も、再現性も、共に高まることでしょう。
なにより、
「書きたい、伝えたい!」
という想いやエネルギーは、読み手に伝わります。
見る人が見れば、
表面的な知識で類書をなぞっただけの本と、
心の底から出てきた熱いモチベーションに裏付けられた本は、
明確に違いがわかるもの。
それは強い印象を与えますから、当然採用確度も違ってくるのですね。
いかがでしょうか。
あなたの中にあっても、なかなか気づけない、
モチベーションという強み。
ぜひそれを前面に出し、活かしていきましょう。
ご参考になれば幸いです。