「ブランド力を高めたい人のための、本を出し続ける出版術、
心構えその3:何冊も出す前提で"仕入れ"をする」
2016/07/13
こんにちは、樺木 宏です。
さて、シリーズでお伝えしている出版ノウハウ、今回は第3回目。
ここまで心構え編として、
1)突き抜けるまで手数を出す
2)一喜一憂しない、凹まない
とお伝えしてきました。
短距離走ではなくマラソンなので、力まず凹まず、
手数を増やしていくことが「ブレイク」に繋がります。
そうなってくると、ぜひ必要なのが「企画の数」です。
企画が1つしかなければ、1冊出して終わり。
もしそれがベストセラーにならなければ、それで著者人生も終わってしまうかもしれません。
しかし企画がいくつもあれば、それだけ出し続けることができ、その分チャンスも何倍にも
増えていくのです。
とはいえ、どんなに優れたプロでも、自分の専門分野のことだけを書いていたのでは、
いずれネタは尽きてしまいます。
ではどうするか?といえば、
仕入れをすればよいのです。
何冊も出す前提で、企画のネタになる内容を、継続してインプットし続けていきましょう。
具体的には、周辺領域や異分野の読書を続けることが良いでしょう。
アイデアは組み合わせですから、あなたの専門領域と、近い周辺領域の組み合わせが、
新企画になることはよくあります。
また、一見全く異なる分野との組み合わせも、面白い企画になる可能性があるので有望です。
例えばここ数年の流れでは、
「中高年ビジネスパーソンに特化した健康本・ダイエット本」
という組み合わせは一大ブームになりました。
これ以外にも、よく見ると組み合わせで作られた企画は多いもの。
そのためにも、周辺領域や異分野の情報を取り、ノウハウをインプットし続けていきましょう。
それが、将来のあなたの本になります。