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先に読者に与えましょう

2013/08/12

こんにちは、樺木宏です。


どうやったら自分の商品・サービスが売れるのか?

どうやったら、人脈が広がって協力者が増えるのか?

意識の高いビジネスパーソンが常に抱える課題ですね。

これらの答えの1つとして、

「まず、自分から与える事」という原則があります。

つまり、先に与えれば、相手からも与えられる。

という事です。

これについては、多くのビジネス書の元ネタともなっている「影響力の武器」という本に詳しいです。

この本の中で著者のロバート・チャルディーニは「返報性のルール」という言葉で説明しています。

この事は、商業出版でも同様に当てはまります。

想像以上に良い内容で、本代以上の価値があった、と思ってもらえるから口コミが広がるのです。

さらには、著者の話を聞きたくなったり、別のサービスも受けたくなるのですね。

逆にやってはいけないのは、自分のビジネスの都合から、与えるものを制限してしまうこと。

本以上に単価の高いサービスを販売している人は、注意する必要があります。
(士業、コンサル、コーチのかたなら全員だと思いますが・・・)

その値段に比例して、本の内容を制限してしまう事があるからです。

例えば、

「セミナーはこの内容を○万円でやっているのに、たった千数百円の本で、こんなに書いてしまっては損なのでは?」

という考え方ですね。

これは典型的な、「目先の利益を追って損をする」考え方。

少なく与えれば、少なくしか返ってこないでしょう。

・商業出版する力量がありながら、企画が通らない。

・ベストセラーになるかもしれない内容が書けるのに、あまり売れない本になってしまう

という残念な事が起こるのは、これが原因です。

まずは読者に思い切り与えてしまいましょう。

この考え方が、あなたに大きなリターンをもたらしますよ。

 

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