出版できるかどうかを、自分で決めてはいけない理由
2014/01/14
こんにちは、樺木宏です。
さて、名刺交換で私の肩書き(商業出版コンサルタント)をみると、
「いや〜本は出したいけど、自分はまだ無理です」
という方がいます。
これは、とても残念な考え方だと思います。
なぜなら、
「そんなの、自分で分かるはずが無い」
からです。
例えば、自分が商業出版できるかどうかを判断するためには、
下記のようなプロセスが必要です。
1)自分の持っているノウハウと事例を俯瞰で把握すること
2)それを体系化できるか検討すること
3)現在の出版市場のトレンドを調べ、今後の傾向を予測すること
4)上記を総合的に踏まえ、いつ頃自分が出版できるか判断する
これらのプロセスを、どの程度時間をかけて検討したか?という話なのです。
しかし実際は、
「全く考えたこともないが、何となく無理だと思う」
という人が99%。
つまり自分自身で、自分の可能性を狭めてしまっていることになります。
これは残念以外の何者でもありません。
これはまだ本を出した事が無い人だけでなく、既に出版した人にも当てはまります。
「毎年出版し続ける」「10万部越えのベストセラーを出す」
といったことも、基本的に同じことです。
年末年始は、1年の中でも過去を振り返り、これからの自分に思いを馳せる時期。
このタイミングで、「自分の可能性を狭めてしまっていないか?」
と自問することは、その後の人生を変えるくらい有効だと思います。
ぜひ、そうした時間を少しとってみて下さいね。