"権威のある人"が気をつけたい落とし穴とは?
2016/03/16
こんにちは、樺木宏です。
本を書こうという人は、プロであり専門家です。
だから気づかないうちに「自分レベル」で思考してしまいます。
これが、初めて本を出そうとする人の落とし穴になりがち。
よくあるのは、
・用語が難解
・想定する読者のレベル感が高すぎる
・抽象的で分かりにくい内容
といったことですね。
気をつけたいのは、その分野で優秀であればあるほど、この落とし穴にハマりがち、ということ。
難しいことを難しいまま伝えてしまっても、それに気づけない、ということが起こりやすいのです。
特に権威ある立場にいる人は、人一倍気をつけないといけません。
ビジネス本や健康本など、ノンフィクション系の本は、読者の問題を解決し、その対価をもらう存在です。
だから著者の価値は、どれだけ読者の問題解決をできるかで決まります。
いわば、小乗仏教と大乗仏教の違い、ともいえるでしょうか。
自らの優秀さに目がくらみ、自己満足の落とし穴に陥ってしまうのは、避けたいですね。
あなたの能力を、世の中の「価値」に変えるための、ご参考になれば幸いです。