新人著者の出版成功率は、○○で決まる!?
2017/06/29
こんにちは、樺木宏です。
新人著者の商業出版支援をずっと続けてきて思うのは、
「新人著者の出版成功率は、"打たれ強さ"で決まる」
ということ。
これは、本当に実感しています。
私の支援実績や経験から言えば、いつのまにかベストセラー著者になったり、本を普通に出し続けている人。
こういう人は、ほぼ例外なく「打たれ強い」のです。
それはなぜか?
実は、企画をダメ出しされるということは、
「上手くいかない方法を避けて通れるようになる」
ことに他なりません。
だから例えば、何度も企画をダメ出しされても、
そのダメな理由をしっかりと正面から受け止め、ブラッシュアップに活かせば、
その企画は元の企画よりも確実に採用確度が上がります。
その企画が良くなるだけでなく、本人の企画力自体もレベルアップしますから、
次の本に取りかかるときは、最初から高いレベルでスタートできます。
こういうことを繰り返していけば、いつのまにか、
「良い企画が普通の状態」になるでしょう。
そうなればしめたもので、編集者も「この人は分かっている」ということで、ご縁が続きやすくなります。
そうなると次のオファーが来やすくなり、場数を踏んでさらに企画力があがり・・・といった好循環なのです。
逆に、打たれ弱いとどうなるか。
企画がそれ以上良くなることはありませんし、企画力がアップするチャンスも逃します。
そうなると負の循環が生まれてしまい、「商業出版ってむずかしいな・・・」
と感じ、足が遠のいてしまうのですね。
だからあなたの著者としての成否を分けるのは、「ダメ出しされたときの感情操作」です。
なにも、ナチュラルに打たれ強い必要はありません。
決して自分を否定せず、「あ、これはダメなのか。よし、これでノウハウを1つ覚えた」
という風に、無理にでもポジティブに解釈して欲しいのです。
そうすれば、少しずつでも、確実に著者としてのレベルアップが続きます。
そして必ず、「出版決定」「重版」「ベストセラー」という風に、結果もついてくるのですね。
あなたのポテンシャルを引き出すための、ご参考になれば幸いです。