商業出版は、"ちょっと暑苦しい"くらいがちょうどよい
2017/08/24
こんにちは、樺木宏です。
さて、多くの著者さんの出版デビューをみていると、
その後長く活躍し続ける人には、「これはいいな!」と思う共通点があります。
それをぜひあなたにも取り入れてもらいたく、今回の記事を書いてみました。
それはなにかというと、
「"熱い想い入れ"をちゃんと見せている」
ということです。
だれしも専門分野やこだわりのあるテーマで書くのだから、当たり前のようですが、じつはさにあらず。
つい同業他社やライバルが気になってカッコよく書こうとか、すごい内容のように見せたいとか、
そうした雑念が入ってくるからです。
本は、カッコつけてもロクなことはありません。
当の本人は悦に入っていても、読者から見れば、
「自分のための本ではないな」とか、「温度が低いな」などと思われるのがせいぜい。
書籍の場合は著者と読者の距離感もありますし、その分量からメッセージも拡散しがち。
だからむしろ、
「温度高め」「ちょっと暑くるしい」
くらいで、ちょうどよいのです。
とはいえ、そうした「情緒的」な面を出すことは、ためらわれてしまうこともあるでしょう。
また、いざ本を世に出す段になると、反論や批判も気になってきますから、角を丸めて無難な表現にしがち。
でもそこをあえて一歩踏み込み、あなたの「感情」「主観」を、温度高めに見せられるかどうか。
そこが、読者の共感を呼び込み、その後の口コミや好レビューなどにも直結してくるのですね
迷ったら、ちょっと暑苦しいくらいで書く。
ぜひ、取り入れて見てください。