モヤモヤしたら、商業出版はうまくいく
2020/10/15
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
さて、商業出版で本を出そうと思ったら、避けて通れないのが出版企画書。
そして出版企画書をつくることは、ふつうストレスです。
特に「モヤモヤ」している時は辛いもの。
「一刻もはやく解放されたい」と、思うのが普通ではないでしょうか?
でも、そこには落とし穴が。
なぜかというと、
「最初に思いついた案に飛びつく」
ことになりがちだからです。
商業出版では、それはマイナスに働きます。
・もっと読者が多いテーマがあるのに、気づかずに終わってしまう
・もっとあなたらしい独創的なノウハウが書けるのに、平凡な内容で終わってしまう
となってしまいがち。
そうした企画書は、出版社側はたくさん見てきているので、
あっさりとスルーされてしまう可能性が高いのです。
そうならない為にも、必要なのは、
「モヤモヤした状態」です。
このストレスは、著者の味方です。
かのエジソンも、
「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」
と言っています。
(彼のこの言葉の解釈は諸説あるのですが、文脈を考えると、この解釈が正しいようです)
逆にいえば、99%モヤモヤすることを前提で、
1%のひらめきを見つけにいくこと。
これが、あなたの著者デビューを現実のものにする、最短距離の考え方なのですね。
モヤモヤと迷うことは、むしろ大事なプロセスともいえるでしょう。
投資なのですから、ピカッとひらめくまで、ここはじっくりと腰を据えて、
時間をかけて「モヤモヤ」に親しんでいきましょう。
ご参考になれば幸いです。