これは書きたくないな・・・と思ったら読む話
2021/09/02
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
企画を考えていて、ストレスを感じたことはないでしょうか?
もちろんここでいうストレスとは、
「めんどくさい・・・」
とかそういうことではなくて(そういう時もあるとは思いますが)、
「葛藤が凄くて、書くかどうか本気で悩む」
という類のストレスです。
だれしも長年仕事をしていれば、
「できれば思い出したくない」
という、トラウマのような、ストレスの大きい出来事があるものです。
ましてや本を出そうというくらい、その道を真摯に歩んできた人ならばなおさらでしょう。
そんな出来事や、それにまつわる学び、気づきを、
「書こうかどうか本気で悩む」
ことが、著者にはあるのですね。
そしてこのとき、どうするか?
それが、あなたの著者としての方向を決めることもあります。
書くのか、書くのか、書かないのか。
避けるのか、向き合うのか。
それによって、
「あなたという人が、何によって覚えられるか」
も変わってくるからです。
また、葛藤が強い出来事は、
人の心を打つストーリーになること多いです。
それは共感、尊敬といった感情につながることもしばしば。
つまりいろいろな意味で、
著者としての今後が、ここで決まってくるのですね。
少なくとも、
売れ筋の流行に乗っかって安易にテーマを決めるよりは、
はるかに深く、納得感があり、しかも多くの人の心に刺さる本になる。
そうなることは、間違いないでしょう。
これは書きたくないな・・・というストレスを感じた時の、
ご参考になれば幸いです。