出版を考えると、自分が見えてくる
2022/01/27
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
今日の話題は、
「出版を考えると、自分が見えてくる」
です。
人は皆、自分のことはよく分かっているものと思いがちです。
でも、実はそうでもないことも、多いのですね。
私も仕事柄、多くの人の半生を伺って、
「だから、今これを書きたい」
というご相談に、いつも乗っています。
そこでいつも感じるのが、
「えっ、そこですか?」
ということ。
なぜなら、
その人にはもっとユニークな、
「特別な」独自の強みがあるのに、
それを「軽くスルー」してしまっている人が多いからです。
そして逆に、
どこかで聞いたような、他にも替えが効きそうなポジションをとって、
著者になろうとしている人が大半です。
これは大変もったいないことですね。
企画もなかなか通らないでしょうし、
仮に通っても「その他大勢」と似たような立ち位置ですから、
埋もれてしまうことが多くなってしまうでしょう。
これは本だけでなく、ビジネス全体のポジショニング、ブランディングについても言えることです。
でも、このようなもったいないことになる理由も、よく分かります。
人は誰でも、
自分でできることを、
「当たり前のこと」
「他の人でもできるだろう」
と考えがちですし、
逆に、
自分が出来ないことを気にし過ぎたり、
それが出来る人を高く評価しすぎたりします。
まさに、
「隣の芝生は青い」
と感じてしまうのですね。
そうならない為に、
著者としてのポジションを、第3者の意見も聞きながら、
別の角度から見てみること。
そうすることで、
当たり前だと思っていたことが、とても価値のあることだったり。
あなたの「特別」なユニークさであることに気づいたり。
商業出版では、そうしたことが日常茶飯事です。
今後のあなたの、
新たな自己発見の機会が増えますように。
ご参考になれば幸いです。