ブランド力を高めたい人のための、本を出し続ける出版術、
考え方その1:使えるものは全部つかう
2016/07/20
こんにちは、樺木 宏です。
さて、シリーズでお伝えしている商業出版の企画ノウハウ、今回は第4回目。
今回からは「考え方編」です。
同じような力量でも、かたやベストセラー著者になり、かたや1冊も本が出ない。
こんなケースはよくあります。
本を出せる人とそうでない人の違いは、力量ではないのです。
ではなにがその違いを生むのか?
それは「行動量の差」です。
たとえ最初は力量が足りなくとも、本を出すべく行動しているうちに、いろいろな情報がインプットされてきます。
今の読者がどういうことに悩んでいるか。
ライバルはどんな本を出しているか。
こうした情報が入ってくるので、だんだん企画が良くなっていきます。
最初は残念だった企画が、短時間で見違えるように変わってきます。
また、あなたも気づいていない強みが見つかることも多いです。
出版業界の側から、忌憚の無いフィードバックが来るたびに、
自分を客観視することに繋がるからです。
このように、行動している人としていない人では、いつのまにか差がついているものです。
だから「活かせる機会は全部活かして、使えるものは全部使ってとにかく行動する」
というのが、著者への最短距離となる考え方なのです。
特に大切なのが「人脈」です。
ノウハウも、チャンスも、全て人脈が運んできます。
特に出版はそうです。
編集者、先輩書著、そして出版プロデューサー、こうした機会は使えるのは全部使いましょう。
編集者は強力な味方ですが、彼らも企画の質にサラリーマン人生がかかっていますので、
無理押しは禁物。
相手の立場も考えて、相談したいものです。
先輩著者も、良いアドバイスや人脈を繋いでくれるでしょう。
ただ、そのノウハウがいつのものか?その人自身の実績はどうなのか?
は必ずチェックしましょう。
出版のトレンドやマーケティングの動きは速いので、古い情報は害になることも多いです。
出版プロデューサーは、時間を短縮し、一気に飛躍できる機会を提供します。
ただ、力量は見極めたいですし、囲い込みはされないようにしましょう。
このような点に注意してください。
使える人脈は全て使う、という考え方で行動すれば、必ず成長、結果に繋がってきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
(もし以前の「心構え編」をまだ読んでいない方はバックナンバーもどうぞ)
心構え編その1 http://goo.gl/lz58EN
心構え編その2 http://goo.gl/fBSBHY
心構え編その3 http://goo.gl/0Oh56o