重版になる本と、ならない本のたった1つの違いとは?
2026/04/09
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
「本を出したい」というご相談を受け続けて15年以上経ちますが、
詳しく聞いてみると、本当の目的は「出版すること」ではなく、「重版がかかること」であることが多いです。
ちなみに重版とは、最初に用意した部数が足りなくなるくらい本が好調に売れて、追加で印刷すること。
似ていると思われるかもしれませんが、
「出版すること」と「重版がかかること」は全く違う目的になります。
本を出すこと自体が目的になってしまうと、
「重版がかかる本になるための工夫」に焦点が当たらず、
意図せずしてそこがおろそかにになってしまうことが多いのです。
たとえば、最初の企画の方向性。
出すこと自体が目的だと、自分が書きたい内容がそのまま企画の方向性になります。
一方で、重版をかけることを目標にしていると、自分が書きたいことに加えて、
「世の中の多くの読者は、何に悩んでいるか?」
「どんなテーマ、内容、表現だったら、お金を払って買って読んでくれるか?」
といった問いが生まれてきます。
こうした「読者目線の有無」が、重版がかかるかどうかでは決定的に大切ですから、
のちに大きな売れ行きの違いとなって現われてくるのですね。
また、このような視点で工夫された本は、
読者が「人に勧めたくなる本」になりやすいです。
最初の売れ行きは営業力や書店展開である程度作れますが、
その後の重版を引き起こすのは読者の口コミです。
「この本、よかったよ」という一言が連鎖して、初めて数字が伸びていきます。
一方で、「重版がかかる本になるための工夫」に焦点が当たっていない本は、
あとでいくら販促を頑張ったとしても、その後が伸びません。
最初の目標設定の解像度が、その後を大きく左右するということです。
いかがでしょうか。
あなたが本を出したい目標は、どこに設定されていますか?
漠然と「本を出したい」ではなく、「重版がかかる本になる」ことに、
明確に焦点を当てていきましょう。
それがあなたの著者としての潜在力を、さらに引き出してくれるでしょう。
ご参考になれば幸いです。




読むだけで、あなたの知識・経験が「売れるコンテンツ」に変わります。1年で30人もの著者デビューを支援しているノウハウをお伝えします。
