本を出すと、自分が3倍教わることになる!?
2021/08/19
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
こんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「人に教えると、自分の方が3倍教わる」
というものです。
アウトプットすることで、自分の頭の中が整理されます。
アウトプットされたものを再度見ることで、
違った角度から理解を深めることもできます。
これを脳から「外在化する」といいます。
それを繰り返すことで、「A→B」といった単純な記憶ではなく、
あらゆる場面で柔軟に応用可能になってきます。
そうやって柔軟になると、全く別のノウハウとも共通点が見出しやすくなり、
俯瞰でものごとを理解しやすくなります。
かのレオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画や建築、数学、物理学をはじめ、
数多くの分野で超一流だった人物ですが、
「それらの本質はみな同じ」
という意味の言葉を残しているそうです。
このようなメリットがあるので、
俗に「3倍教わる」と言われているのだと思います。
そして、数あるアウトプットの中でも、
ある意味最も高いレベルを求められるのが商業出版の書籍です。
あなたの強みを活かして徹底的にアウトプットしますし、
それが読者に伝わりやすいよう、しっかり体系化もします。
既存の本と比べられて、差別化も求められます。
それだけに、上記に挙げたようなメリットも、
格段に得るものが多いのですね。
こうした出版のメリットに比べたら、
印税などはほんのおまけといってもいいほどです。
とても大事だけど、あまり知られていない著者のメリット。
ご参考になれば幸いです。