著者力は"栄養"が9割!?
2019/06/06
こんにちは、保護ねこ9匹と暮らす出版コンサルタントの、樺木宏です。
さてここ数年、商業出版の世界で定着してきた感があるのが、
「ビジネスパーソン向けの健康本」。
ひと昔前なら、「体と脳」は別々のことだったわけですが、
最近の脳科学や医学の研究から、密接な関係があることが、徐々に分かってきたからですね。
だから今や、
「健康状態に全く気を配らないビジネスパーソンは、十分なパフォーマンスを発揮できない」
という考え方も、一般的になってきたといえるでしょう。
そんな中、最近熱いのが「栄養」の本。
健康本としても、数多くの本が次々とだされています。
「あれは体に良い」「いや、こちらの方がよい」「実は、あれは体に悪い」
等々、「証拠合戦」の様相になっていて、ジャンル自体が活性化していますし、実際に売れています。
そこで、本を出したい、出し続けたいあなたに気をつけて欲しいのが、
「ビタミンB」です。
というのも、ビタミンB群が不足すると、情報処理力が激減してしまうことが分かっているからなのですね。
例えば、集中力が続かなかったり、記憶力がうまく働かない、という状態も、ビタミンBの症状です。
そしてお酒を飲むと、アルコールは1日で抜けますが、同時に減ったビタミンBは3日たっても不足したまま、というデータもあるそうです。
独自性のある企画を考えたり、複雑な構成の長文を書く著者は、まさにビタミンBをたくさん消耗するタイプの職業。
なのに栄養不足の状態では、せっかくの力を発揮できなくなってしまいますから、ぜひ気をつけて栄養補給しましょう。
なおビタミンBは何種類もあり、含まれる食材も多種多様なので、
気になった方は、「ビタミンB 食事」 で検索してみてくださいね。
あなたの潜在的な著者力をフルに発揮してもらうための、ご参考になれば幸いです。