自費出版と商業出版の違いについて、再掲します
2013/09/02
こんにちは、樺木宏です。
よく自費出版に関連したご相談を頂くことがあります。
過去記事には書いているのですが、今回、自費出版と商業出版の違いについて再掲したいと思います。
自費出版と商業出版、似て非なるものです。
実は、見分け方はカンタンです。
「お金をどちらが払うのか?」
この1点だけで、わかります。
商業出版であれば、出版社がお金を払います。
自費出版であれば、著者がお金を払います。
商業出版の場合は、出版社が本を出すと言う行為は投資です。
回収できなければ損をしますので、良いものをつくり、売る際も真剣です。
全国に約15,000店あるリアル書店に流通しますし、宣伝広告や営業活動も行われます。
結果、著者として得られるものは
・認知向上
・ブランディング
・集客
となります。
一方、自費出版では出版社は売れずともリスクはありません。
したがって販売はもっぱら著者が自分で行うことになります。
販売力がなければ、知人に配って終わりとなるケースが多いです。
書店にならぶこと自体も追加費用のかかるオプションの場合が多いですし、
仮に書店に置かれたとしても、通常の書籍とは違う形が多いです。
ですので、自分で仕掛けて売らないかぎり、
ビジネスへの好影響は基本的に無いものと考えて下さい。
もちろん、自費出版の意義を否定するものではありません。
自分の考えが本という形にまとまるのは、有意義なことですし、喜びだと思います。
ただ、私のスタンスは、
出版は自分の価値を広く伝えるマーケティング手段であり、
目的は、ビジネスの成功を飛躍させる事
です。
そう考えますと、商業出版しか選択肢は無いという事になります。
今後も商業出版の支援をつうじて、ビジネスパーソンの成功を支援していきます。
その結果、経済的自由・精神的自由の獲得にお役に立てれば、嬉しく思います。