書くネタが無い!と思っている人の勘違いを解除される話
2013/05/27
こんにちは、樺木宏です。
さて、「本を書きたいけど、200ページにするほどのネタはないんですが・・・」という人に良く会います。
また、「何冊か出してネタが尽きてきた・・・」と感じている人も、多いようです。
皆さんはいかがでしょうか?
結論から言いますと、こうしたケースのほとんどが、杞憂です。
というのも、良く話を聞いてみると、執筆のネタを沢山持っている人が多いからです。
気づいていないか、忘れているだけなんですね。
なぜ有るのに「無い」と思ってしまうかといえば、
今の記憶だけで判断してしまっているからです。
例えば、私が出版支援をする場合、その人のセミナーや講演を連続して聞きに行く、
ということをします。
そして、ただ聞くだけではなくて、マインドマップに全部残しておきます。
企画を考える段になって、過去のそうした情報の蓄積をつかいます。
具体的には、
・分類し、
・階層を並び替えて、
・方向性を考え、
・不足部分を追加する、
こうしたことを別々にやるのですが、
そうして加工した情報を企画書や目次構成にして本人に見せると、
「これを自分が話したの!?」
というリアクションであることが、本当に多いのです。忘れてしまっているんですね。
「すごいですね」
と言われたりしますが、すごいのは話した当人のあなたです(笑)
本人は自分を過小評価しているのですが、それに気づかない。
気づいてさえいれば書店に本が並ぶかも知れないのに、気づかないからそれが起きない。
これは実に勿体ないです。
だから、自分自身の知識を今の記憶だけで判断するのはやめましょう。
過去の蓄積を利用するだけで、可能性が大きく広がってきます。
ノートにペンでも良いですし、ノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどがあれば、それに記録しておきましょう。
その形式も、あとで自分が見やすければ、何でもよいでしょう。
そうすれば、忘れてしまってもOK。
あなたのノウハウは、本になる日をまって待機していてくれるのですね。