本を出して成功した人は知っている人脈の「層」の話
2013/05/27
こんにちは、樺木宏です。
さて、出版で人生のステージを上げていくクライアントさんを見てきて思うのは、
人脈には「層」があり、仕事はその中で流通している、という事。
1つステージを上げただけで、講師単価が3倍にもなったり、
提供できる価値が上がる事で、クライアントから頂けるフィーも1ケタ上がったりします。
結果として、サラリーマン時代に本を出し、そのまま起業する人も多いですし、
すでにビジネスを持っている人であれば、文字通りステージが上がる人も多いです。
そしてそうした人は、
「意外とあっさりうまく行った」
「想像していたほど、大変ではなかった」
という感想を持つようです。
こうした事例を見るにつけ、つくづく仕事は「層」の中で流通しているな、と思います。
でも、残念ながらそうならない人もいます。
私としては不本意なことですが、それも事実。
というのも、この「人脈の層」を上げてしまえば、さほど労せずして一気に成功できますが、
上げる事が出来なければ、いつまでも忙しいばかりで何も変わらないからです。
本さえだせば、エスカレーター式に自動的に成功できる、という幻想を持っていたり、
出版が決まったとたんに満足してしまうタイプの人は、
残念ながらこうした事を知らないようです。
だからクライアントさんの出版が決まった時に、私がお話するのは、
「この人脈の層を突き抜けて、上に行く為の戦略」の話。
その1つの形が「もらえる印税以上の費用を掛けて、本の販促をしましょう」という話であったり、
「ビジネス人脈を総取っ換えするつもりで、新しい出会いを見つけましょう」
という話だったりします。
でもこうした話は、その額が大きかったり、過去のしがらみに縛られることが多いので、躊躇してしまう人もしばしば。
いわば安全が脅かされる訳ですから、こうした心のガードも、当然と言えば当然ですね。
でも、出版はブランディグへの投資。
「リターンが欲しければ、リスクを負う」
成功している人は、このたった1つの事を知り、実行しています。
もし大きいリターンを期待するのであれば、リスクも当然負わなければいけないですね。