あなたの企画の可能性を広げる"一般書"とは?
2014/07/15
こんにちは、樺木宏です。
さて、自分の本を書こうとすると、
「どうやるか」
という内容の本を考えてしまいがちです。
でもそれはハウツー本であり、実用書。
そのことに最初から関心を持っている人には売れますが、
そうでない読者には全く訴求しません。
出版社の側から見ても、実用書であれば実績のあるベテラン著者の方が安心ですし、
固定ファンがいる知名度の高い人に頼みたい、
と考える傾向があります。
なので、新人著者の1冊目としては、あまり有利な選択では無いのです。
一方、
「なぜやるか」
を書けば、それは"一般書"になります。
例えば、
「株式投資のやり方」とすれば実用書ですが、
「40代サラリーマンのための、老後が安心になる株式投資のやり方」
となれば、それは一般書です。
なぜやるかという理由が、しっかり主張されていますね。
株式投資に関心がなかった人でも、
"40代サラリーマンで"、"老後のお金の問題に不安がある人"であれば、
心惹かれる切り口になっています。
読者層も広がりますから、企画の採用確度は高まるでしょう。
いかがでしょうか?
つい実用書だけを考えてしまいがちですが、"一般書"という選択肢が増える事で、
あなたの企画は何倍にも可能性が広がりますよ。
ご参考になれば幸いです。