知っておくだけで著者人生が変わる、"趣味と商業出版の違い"とは?
2018/02/23
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
よく、"趣味と仕事は違う"という言葉を聞きますよね。
その意味するところは、
「自分を向いているのが趣味で、お客を向いているのが仕事」
ということでしょう。
そのことは、商業出版でも全く同じに当てはまります。
「読者を向いているのが商業出版」なのです。
ただ、頭では分かっていても、なかなか一筋縄ではいかないのが、著者という存在。
「同業者に、カッコ良く思われたい」
「難しい内容を書いて、アッと言わせたい」
というような気持ちが、どうしても心の底から湧いてきます。
これは、人間なのである意味仕方がないことです。
でも、その欲求に従ってしまうと、
「読者を向いていない出版」
になってしまうのも、避けられないことです。
そうなれば、出版できない、出来ても今一つ売れない、
ということになってしまうのも、また現実なのですね。
だから商業出版する上である意味一番大切な心構えは、
「趣味と商業出版は違う」
「著者であることは、"私"を最優先させることではない」
ということを、いつも心に留めておくこと。
そして、どうしても忘れてしまうので、繰り返し思い出すようにすること。
地味な話ですが、これらがあると無いとでは、数年後に出している本の冊数、
その売れ行き、共に全く違ってきます。
読者のことを考えていれば、自然とトレンドへのアンテナも立ちますし、
内容や表現の工夫も、自然と湧いてきます。
それらの有無が、本のクオリティを高め、出版社からの評価もまた高めるのですね。
もし「忘れてしまいがちだ」ということであれば、
このメルマガを読んでいてもらえれば、繰り返し思い出させられるので、安心です(笑)
あなたが著者として活躍し続けるための、ご参考になれば幸いです。