だれもが必ず出版できる成功法則!?
2018/04/12
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
暖かくなったり、急に冷えこんだり、寒暖の差が激しい今日の頃。
体調に気をつけてくださいね。
さて、「いつでも誰でも、必ず出版できる成功法則」は、あるのでしょうか?
結論から言えば、存在しないです。
というのも、「成功」というものには、数多くの要因が組み合わさっているので、
一部分だけを抜き出しても、再現性が無いからです。
時系列や、周囲の関係とのフィードバック、それによる環境の変化などを、
「閉じた系」で表現するのは無理なのです。
「でも、世の中には"成功法則"というタイトルの本がたくさんあるじゃないか」
と思うかも知れません。
でもそれは読んで見ると、「タイミングが良かったのででうまくいっただけ」「著者の自慢話」
だけであることが分かるでしょう。
しかし、
「では、私が本を出す、確実な方法は存在しないのか!?」
と、暗い気持ちになる必要はありません。
なぜなら、「失敗には再現性がある」からです。
例えば、
・この人たちに向けて書いたら、読者数が足りないので売れない
・この経歴の人が、この内容を書こうとすると説得力が足りないと出版社にツッコまれる
・この内容の本はすでに世の中にたくさんあるので、似たような内容では売れない
などなど。
このように「これでは上手くいかない」という失敗には再現性がある、
ということは裏を返せば、
「失敗する方法を避ければ、上手くいくまでの時間を短縮できる」のです。
これは、100%、間違いの無い話です。
だからこそ、
「こうやったら上手くいかない」
というパターンを数多く知っている、私のような存在が、
あなたの商業出版のスタート時には大きなメリットになってきます。
そして、「上手くいかない要素を見つけたら、柔軟にブラッシュアップする」
ことで、出版までの時間が大幅に短縮されるのですね。
そういう意味では、あえて"成功法則"なるものを定義するなら、
「成功するまで失敗し続けること」
そして実際にやるのであれば、
「その失敗をシュミレーションで終わらせ、最小限の労力で済ませること」
なのです。
あなたが最短距離で商業出版するための、ご参考になれば幸いです。